溶出試験について

食器の使用中に、有害物質である鉛、カドミウムが溶け出すことがないか確かめる試験です。
食品衛生法では、溶出試験にて鉛、カドミウムの溶け出す量が以下の規定値を満たす食器は、使用しても問題がないとしています※1

試験方法

  1. 食器のサイズ(容量、深さ、面積)を測定します
  2. 食器の内側に4%酢酸(食酢と同程度の濃度)を満たし、24時間放置します
  3. 24時間放置後の酢酸を採取し、試験溶液とします
  4. 分析器で、鉛、カドミウムの濃度を測定します

※試験結果の「検出せず」は、分析器の検出限界であるカドミウム0.01㎍/ml、鉛0.1㎍/ml以下の濃度であるという意味です。
更に小さな濃度まで検出できる装置でなら鉛、カドミウムが検出できる可能性があるため0㎍/mlという表示にはなりませんが、ほとんどの食器の容量は1.1l未満であるため、その規定値であるカドミウム0.5㎍/ml、鉛2㎍/mlと比較して十分小さい値といえます。

※1 食品衛生基準法(平成20年7月31日厚生労働省工事第416号)より